自己効力感と行動 2
結果価値の高い行動は、実現可能性が低くても行われるかもしれません。
攻撃的行動に対する結果価値をたずねたペリーらの研究では、攻撃的な子どもは非攻撃的な子どもに比べ、攻撃の相手(犠牲者)を支配することに価値をおいています。
相手の苦痛、相手からの報復、仲間からの拒否、否定的な自己評価をあまり気にかけなかったのです。
同様の価値観の相違が、男児と女児の間にも見られました。
いじめられる子どもへの攻撃について調べた研究では、いじめられがちな子どもへの攻撃は、そうでない子どもへの攻撃に比べて、物理的報酬が得られるという結果予期がもたれていました。
また、いじめられる子はそうでない子に比べて攻撃に対する苦痛をより示すが、反撃はしないと予期されていました。
また結果価値では、いじめられる子どもに攻撃するときはそうでない子どもに攻撃するときに比べて、結果として得られる物理的報酬に価値がおかれ・・・
相手の示す苦痛や相手からの反撃は軽視されていました。